アウトドアのフィールド、とりわけ極地での活動においては、非常時にいかに温かさを確保できるかが時に命をも左右する。Goldwinが新たに開発したダウンパーカには、過酷な冬山と長く向き合ってきたブランドだからこその保温性への探究心が凝縮されている。
かつて「スキーウエア」の開発からブランドの歴史をスタートさせたGoldwin。確固としたそのアイデンティティをベースに、これまでスキーヤーを中心とした世界各国の山岳スペシャリストたちとの強力な信頼関係を築きながら、数え切れないほどのフィールドテストを重ね、過酷な冬山で命を守るためのアウターウエアというものを絶え間なく進化させてきた。そんなヒストリーとともに培ってきた確かな技術と、プロダクト開発へのあくなき追求心の結晶とも言えるのが「ゴアテックス インフィニアム™ ダウンパーカ」だ。
その名が示す通り、表地には2018年に初めて投入された「ゴアテックス インフィニアム™ プロダクト」を採用。素材のごわつきをなくすことで、防風性や透湿性はそのままに着心地を飛躍的に向上させているのが特徴である。内側にたっぷり封入されたのは、今やGoldwinのプロダクトに欠かせない「光電子ダウン」。遠赤外線効果で着る人の体温に近い温かさをもたらす光電子ダウンとゴアテックス インフィニアム™ プロダクト特有の柔らかなフィット感の相乗効果により、吹雪や氷点下の気温が続く極地においても快適な温かさが持続するというわけだ。なお裏地には耐久撥水加工を施した静電性ナイロンを用いているため、雪で濡れたシェルの上から着ても着心地を損なわない。その点も冬山の難局に挑む上で非常に大きなメリットだ。
その優れた保温性をさらに高いレベルへ押し上げているのが、スキーのフィールドと長く真摯に向き合ってきたGoldwin特有のディテールワークだ。まずはダブルフラップ仕様のフロント内側と首周りにそれぞれ筒状の「ダウンチューブ」を採用することで、コールドスポットを極力少なくしている点が何よりの特徴。また内側のメッシュポケットとファスナー付きポケット、ポケット内側のハンドウォーマー仕立て、グローブを留めるためのD環なども元来スキーの環境における利便性を追求した作りである。加えて日本の四季をイメージした配色、新雪のシュプールラインから着想を得た曲線的デザインも、自然との調和を重んじるGoldwinらしいアプローチと言える。
GM21301P / ¥99,000 (税込)
いかなる環境でも圧倒的な着心地と保温性を約束
表地はしなやかな着心地を重視した「ゴアテックス インフィニアム™ プロダクト」。防風性や透湿性に優れており、何より身体に柔らかくフィットしてくれる素材感が極地でのハードアクティビティにおいても快適性をキープしながらパフォーマンスを向上させてくれる。中綿には遠赤外線効果によって体温に近い温かさを持続させる「光電子ダウン」を搭載。フロントファスナー部分と首元に冷気の侵入を効果的に防ぐダウンチューブを施し、内側にはメッシュポケットとファスナー付きポケット、袖にはグローブなどを留めておけるD環を採用。またシルエットは、シェルの上に重ねて着る際に内側をすっぽり覆い尽くせるように長めの丈になっている。色はシックな「ブラック」に加え、「スモークブルー」、「バーミリオンオレンジ」、「アッシュグリーン」、「イエローアンバー」と名づけられた色鮮やかながらも落ち着きのある4色で日本の四季を表現。